The girls are alright

好きなものが詰まったお菓子箱

高校生の私がロマコメを紹介する

中学から高校にかけて、ロマコメ中毒でした。

日替わり当番が書く学級日誌があり気に入った映画を毎回宣伝していたほど。女子校の日誌はジャニーズの番宣など、当番の趣味が反映されることが多かった。

 

大学と異なるのは、映画の中のときめきを共有する相手がいることです。所謂、夢女子が多い。(女子校あるある)

大学に入ってからオタク的考察を語る友達がたくさん増えた。だけど、アベンジャーズの誰とデートしたいとか、ジェームズマカヴォイにあんな台詞言われたいとか最近は全く話していないな。

今は胸キュンについて話したい気分なので、高校時代の私の感性で映画を紹介します。

尚、紹介する映画は少々時代遅れのものが多く、男性女性ともに旧来の価値観で描かれている作品もあります。あくまで高校時代の私が選んだ作品です。もともとプリンセス願望が強い人間だったので悪しからず。

 

(順不同)

 

1.「チェイシングリバティ」

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マシューグードに護衛されたい

内容は、”現代版ローマの休日”。大統領の娘のマンディムーアがプラハでマシューグード(カメラマンの青年!)と出会い冒険する話。

やっぱ身分違いの恋は燃えますね。

観たのがかなり前なのでうろ覚えですが、主人公が警察に見つかりそうな時にマシュグがキスして隠したシーンを672536562565635267回は再生した。

マシュグに見つめられたら普通に死ぬ。ヒロインがぶっ飛んだ行動して少し困った顔するのがとってもキュート。私マシュグと一緒にヨーロッパ旅行してるんじゃね?と錯覚する。観た後に胸キュンを語らずにはいられない。(実際次の日に友達に布教した)ヒロインに自分を置き換えがちな夢女子は絶対見ろ。Amazonでレンタル199円。

 

 

 

2.「オースティンランド」

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ミスター・ダーシーは理想の王子様!

誰もが知るオースティンの「高慢と偏見」がベースになった話。「高慢と偏見」の大ファンのヒロインが大金を出して本の世界を体験できるパッケージに参加するが...

ちなみに、高慢と偏見を一言でまとめるとツンデレ少女漫画。

 

何よりも、現代設定なのにお屋敷に住んでドレスを着てる設定がいい。小説や映画の世界に入ることはオタクの永遠の憧れ。

作中のダーシーは「ツンデレ+ヒロインの良さをわかってくれる」オースティンの小説に出てくる理想の王子様。もちろん、小説を知らない人でも楽しめます。Amazonでレンタル199円。

 

(余談:オースティンの小説なら「ノーサンガーアビー」も好き。ちなみに「オースティンランド」に登場するJJフィールドは、2007年のテレビ映画「ノーサンガーアビー」にも出演している)

 

 

3.「プリティプリンセス2」

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アーチェリー習おうか真剣に迷った

この作品に関してはクリスパインとアンハサウェイの行く末を見守ってた。幸せになってくれよ...最初はいがみ合っていたけれど、次第に心が惹かれ合う2人。

ディズニー製ということもあり、健全でアイコニックなシーンが多い。例えば、噴水の前でキスするシーンやアーチェリーのシーンとか。

クリパがアンハサウェイの家の前に赴き、「ラプンツェルー?」と呼びかけるシーンもキュートだ。2人ともも高貴だけど親しみやすく、ずっと応援していた。ちなみに、この作品を観た後の目標はアンハサウェイになることだった。

 

 

 

4.「みんな私に恋をする」

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美術館デートしてえ

あー、全人類私のこと好きにならないかなー?と思ってたら次の日からモテだした!一体私どうなっちゃうの〜〜〜という話。

「アナ雪」のクリスティンベルと「トランスフォーマー」のジョシュデュアメルが主演。

夜中の美術館でデートするシーンが印象に残っていて、こんなロマンチックなデートしたいなあって妄想していた。Amazon、hulu、ネトフリにはありませんでした...

 

 

 

5.「ブラックアンドホワイト」

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私はクリスパイン派でした

友達と観て盛り上がる映画NO1!!!!!!!!!!!堅実なトムハーディとプレイボーイなクリパ、あなたはどっち派!!!!!!!??????CIAスパイと三角関係になった女!!!!!!

いろいろとスマートにこなすクリスパインにキュン死にしてた。ヒロインがロマコメの女王リースウィザースプーンだから、会話のテンポも良くてや底抜けに明るい表情が物凄く映える。

ブロマンス要素もあるので「コードネームU.N.C.L.E.」が好きな方は是非観てね。

 

 

 

6.「ペネロピ」

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マカヴォイ沼落ち

この作品自体はロマコメというよりファンタジーだと捉えているのですが、マカヴォイに恋した作品なのでロマコメ扱い。

豚の鼻を持ってしまったペネロピの呪いを解く唯一の方法は、誰かに愛されること。

果たして、ありのままの彼女を愛してくれる人は現れるのか?

とにかく最後のピアノのシーンを観てくれ。

ディズニープリンスなジェームズマカヴォイを堪能できます。

 

初めて鑑賞した時は、会話だけで恋に落ちてくれるマカヴォイ最高では?と非常に単純な感想でしたが、この前改めて観返すと「自分を変えるのは自分だけ」というメッセージに心打たれました。無意識のうちにかけている自分への呪いは自分で克服するしかないんですよね。

 

 

今観るとベタベタな展開で歯が浮きそうになるけど、どの作品もロマンチックだった。

明日は温かいココアとクッキーを片手にロマコメの世界に浸りたいな。

 

最後に山崎まどかさんの言葉を拝借。

ロマコメの全ては恋人たちの、あるいはシングル・ガールたちの大事な金曜日の夜のためにあります。